シロアリを探せ!

早期発見で大切な家を守りましょう。シロアリ探知のポイントです。

蟻道(ぎどう)と蟻土(ぎど)

直射日光の当たらない部分や床下での蟻道の有無を調べることが、シロアリの侵入を確かめる第一の基本方法。木材の内部を加害している場合には、割れ目やすき間、継ぎ目などに蟻土が詰め込まれています。

基礎をつたう蟻道。

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空中蟻道(イエシロアリ)。

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木材の割れ目、すき間などに詰められた土。

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羽アリの郡飛

シロアリが人目につき、発見できるチャンス!散在したハネを見つけた場合も要注意。

イエシロアリの羽アリ

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ヤマトシロアリの羽アリ

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シロアリは集団が大きくなると、巣分かれを開始。春から夏にかけて、羽アリが群れて飛び出します。

食痕(しょくこん)

シロアリは、木材の軟らかい部分を食害し、固い部分を残します。木口面(こぐちめん)では同心円状の食痕となり、板目面では紙を重ねたような食痕となります。
食痕

食痕(しょくこん)

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輪切り

木口面とは輪切りのこと。

板目面

板目面とは年輪に対して接線上で縦に切った面のこと。

空洞音

表面を残し、内部だけ加害するので、被害にあっている場合は、ハンマーなどで叩くと空洞音がします。
空洞音

建物の変形

平行や直線であるはずの部材が変形したり、戸の閉まりが悪くなったり、床がブカブカになったりします。

被害が進むと、上にある床がだんだん沈み込んできます。

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シロアリに食い荒らされた床下の木材。

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